DB> この地で、三百年。

創業1725年。香住鶴は日本海とともに歩んできた酒蔵です。
自然とともに生き、変わらぬ誠実さを大切にしてきた歴史と、これからの歩みについて、簡単にご紹介いたします。私たちの原点には、酒をつくる人と、それを待つ人との信頼があります。

香住鶴の醸す日本酒

香住鶴は、創業1725年(江戸 徳川吉宗の時代)地元の食材である松葉ガニや魚介類、但馬牛等に合う旨い酒造りを目指して、全量を但馬流「生酛(きもと)造り」、「山廃仕込」で日本酒を醸造しています。地元、兵庫県の良質な酒米を使い、香住鶴独自の造りで醸す酒は、しっかりとした旨味に爽やかな香り、喉ごしの良さと三拍子揃った飽きのこない味わいです。冷酒、常温は勿論、燗酒もおいしく召し上がれます。また、近年は国内外の様々な日本酒のコンテストで受賞しており、日本国内は勿論、海外でも香住鶴の日本酒への評価が高まっています。

香住鶴の日本酒に合う料理

香住鶴は、地元の名産であるカニをはじめとする魚介類にとてもよく合います。
料理の内容によっても、合うお酒が変わってまいりますので、
以下を参考にしてお楽しみください。

山廃 大吟醸
生酛 純米
RICH (リッチ) 山廃
コンテストの受賞歴について

香住鶴の日本酒には、生酛からくち、RICH (リッチ) 山廃、山廃純米、生酛吟醸純米、山廃吟醸純米など、日本酒愛好家からも人気の高い商品がそろっています。これまでの受賞歴は、一部愛好家だけでなく、一般消費者にも受け入れられる味と品質の裏付けと自負しております。店頭ではお客様のお好みを伺いながら、おススメのお酒をご提案することも可能ですので、是非お立ち寄りください。

山廃 吟醸純米
RICH山廃
生酛 吟醸純米
求人情報

採用情報についての詳細は、お気軽に下記までご連絡ください。
香住鶴 株式会社
〒669-6559
兵庫県美方郡香美町香住区小原600-2
TEL.0796-36-0029
FAX.0796-36-3273
e-mail kasumi@mail.kasumitsuru.jp

採用担当 総務部 山根 勉まで

香住鶴の歩み

香住鶴発祥の地・香住区森にある亀居山大乗寺の襖絵は、江戸時代後期の画聖・円山応擧とその一門により製作されたもので、165点すべてが国の重要文化財に指定され、別名「応擧寺」と呼ばれている。香住鶴は、当時遠く京を離れた応擧と門下生達の心をなぐさめた酒であると言われている。

創業は1725年(享保10年)1945年(昭和20年)12月、近隣の酒造家三者と合併。規模の大きかった福本酒造場・福本精三が代表取締役に就任。戦後復興以降、「大手ブランド」志向の強まりにより販売面にて苦しい時もあったが、品質重視の経営方針を継続・強化することにより1970年(昭和50年)代から販売数量が増加。但馬の地酒としての地位も確固たるものにし「兵庫の地酒」の雄として、評価が高い。更なる成長をめざし、2003年(平成15年)10月、香住区小原に本社蔵を移転し、高付加価値商品開発と企業力強化を目ざす。現在、地元但馬地区(兵庫県北部)にて総出荷量の約6割を販売。又、米国・英国その他の国へも輸出している。

~「生酛・山廃」での酒造り~
他社とは一味違う酒を目指して1967年(昭和42年)より「山廃仕込」にて醸造を始める。1999年(平成11酒造年度)よりさらに「生酛造り」も復活させる。2011年(平成23酒造年度)より全仕込みを「生酛」、又は「山廃」で醸造。これは、現時点においても全国的にも稀な取り組みである。原料米は全て兵庫県産米を使用し、常にこだわりの酒造りを目指している。今後共、兵庫の地酒の雄として、但馬の食文化の発展の為、一層貢献し、日本酒文化を振興させる事を目指している。

香澄鶴の歴史

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香住鶴×SDGs

■SDGsへの取り組み
SDGs(エスディージーズ)とは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に基づく国際的な目標です。
17のゴール・169のターゲットで構成され、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓い、世界中が協力して取り組んでいます。
■日本酒づくりとSDGs
日本酒の製造から出荷までには、電気・石油などの熱エネルギーや、貴重な資源が多く使われています。また、原料である米は地球温暖化の影響を大きく受けています。香住鶴では、限りある資源を大切に活かすために、以下のような取り組みを実施しています。
■香住鶴のSDGsへの取り組み
・蟹殻を活用した有機肥料の導入
香住特産の松葉ガニ・香住ガニの殻を再利用し、有機肥料として自社酒米の栽培に活用。
貯蔵棟の屋根に散水設備を設置
井戸水を活用した屋根冷却により、夏季の冷房用電力を削減
・社内照明のLED化を推進
順次LED照明に切り替え、電力使用量の削減を実施。
・紙パック製品のシュリンク包装を廃止
石油資源と包装用電力の使用を削減し、環境負荷の軽減に寄与。

 

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兵庫五国 酒蔵之会

兵庫県は古来五つの国より成り立っており、独自のすばらしい地域文化と風土を有し、それぞれの土地の米や水を使い、伝承の酒造りを行ってきました。個性豊かな一国一蔵のお酒と文化を、より多くの方々にお伝えします。 香住鶴は但馬の国となります。

神戸酒心館「福寿」  摂津之国の酒蔵

都美人酒造「都美人」  淡路之国の酒蔵

本田商店「龍力」  播磨之国の酒蔵

西山酒造場「小鼓」  丹波之国の酒蔵

アクセス方法

矢田川の清らかな水と緑豊かな自然に包まれた香住鶴の酒蔵・福壽蔵。最新の設備と昔ながらの伝統が調和した香住鶴の酒造りを間近でご覧頂けます。
■神戸、大阪、京都から
舞鶴若狭道・春日IC→北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山IC→国道9号線→県道4号線(香住村岡線)を香住へ約20分。
■姫路、岡山から
中国道→播但連絡道・和田山IC→北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山IC→国道9号線→県道4号線(香住村岡線)を香住へ約20分。
■鳥取から
国道9号線・浦富IC→国道178号線・香住IC→県道4号線(香住村岡線)を村岡へ約10分。

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会社概要

社名 香住鶴 株式会社
代表取締役 福本 和広 (10代目)
所在地 〒669-6559 兵庫県美方郡香美町香住区小原600-2
TEL 0796-36-0029(代表)
0796-39-2910(直売店 福智屋)
FAX 0796-36-3273
創業 1725年(享保十年)
設立 1945年(昭和20年12月18日)
資本金 9,600万円
従業員数 40名<男子17名 女子23名>
事業内容 日本酒の製造 ・ 販売及び酒造米の栽培

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